杉野遥亮さんが主演を務めるドラマ『スカム』が
7月2日の25時28分から(MBSでは6月30日の24時50分から)スタートします♪
他キャストには前野朋哉さん、山本舞香さん、大谷亮平さんらも名前を連ねています。
ドラマ『スカム』は若者の詐欺集団の話ですが
その根底には若者の貧困問題と、若者が生きるためにとった手段がテーマとなっています。
原作はちくま新書から出版されている、ルポライター・鈴木大介さんの『老人喰い』。
厳密には原作ではなく、原案となっている作品です。
ノンフィクション作品なので、ドラマもリアリティある仕上がりになりそうですね!
「ネタバレでもいいから気になる!」という方は原作を読んでからドラマを見ると
最終回に向けストーリーがどう展開していくのか、結末を予想しながら楽しむこともできます♪
今回はドラマ『スカム』について
ネタバレあらすじの紹介や最終回結末の予想、さらにキャストやスタッフの紹介も
していきたいと思います♪
ドラマ『スカム』のキャストは?
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— 【公式】「スカム」MBS/TBSドラマイズム6.30スタート (@scam_0630) June 21, 2019
映画『L♡DK』やドラマ『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』など
話題の作品に出演している杉野遥亮さんが初主演を務めるほか、
個性的な俳優陣が多く出演しているドラマ『スカム』。
豪華なキャスト陣を紹介します!
杉野遥亮/草野誠実役
本作の主人公。大手企業に新卒として就職したものの、リーマンショックにより
入社後わずか半年で新卒切りに遭ってしまう。
再就職先も決まらない中、教育ローンの返済や父親の病院代に追われる。
そんなとき、友人の祥太郎に進められ詐欺に加担していくことになる。
前野朋哉/清宮壮一役
借金を理由に離婚してしまうが、家族を取り戻すため詐欺で働くことを決意した。
誠実が振り込め詐欺の現場で出会い、後に相棒となる。
山本舞香/吾妻美咲役
誠実の幼馴染でいつも誠実のことを気にかけている。明るくてしっかり者。
戸塚純貴/田中祥太郎役
誠実の高校時代の友人。誠実を詐欺に誘った張本人。
福山翔大/来栖達也役
誠実が所属している詐欺グループの仲間。
水間ロン/杜洋平役
誠実が所属している詐欺グループの仲間。
若林拓也/剛力卓役
誠実が所属している詐欺グループの仲間。
華村あすか/辻姫花役
誠実と美咲の友人。祥太郎の恋人。
栁俊太郎/小沼役
謎の便利屋
山中崇/山田良役
詐欺現場で直接現金を受け取る役(=ダシ子)のリーダー。
誠実を追い詰めていく。
和田正人/毒川馨役
誠実たちが所属する振り込め詐欺店舗の店長。
西田尚美/草野幸子役
誠実の母親。
杉本哲太/東条役
詐欺ビジネスを牛耳る男。
誠実たちが働く詐欺グループに資金を提供している。
大谷亮平/神部逸役
誠実たちが働く詐欺店舗の番頭。
東条を天敵と思っている。
ドラマ『スカム』のあらすじは?
\ スカム、放送まであと1週間きりました /#今週もばんばん行きます#杉野さんの#コメント動画も#あるかもよ#お楽しみに#スカム pic.twitter.com/Kqte1ftOZ1
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主人公・草野誠実は名門私立大学を卒業後、大手企業に就職し、順風満帆な生活を送っていました。
しかし2008年に起こったリーマンショックの影響で、入社後わずか半年で新卒切りにあってしまいます。
そんな中、父親が難病で倒れ高額な治療費が必要となってしまったり、
さらには教育ローンの返済を催促されるなど、不運にもどんどん追い込まれていきます。
そこで友人の祥太郎に進められ、
詐欺に引っかかったお年寄りが振り込んだお金を下ろすバイトをすることになります。
段々と実績が認められ、誠実はお年寄りにお金を振り込ませる役を任せられるようになります。
詐欺グループの中の仲間との絆も生まれていき、
誠実は次第に詐欺グループのリーダーへと成長してしまうのでした。
ドラマ『スカム』の原作は?違いはある?
\ 原案「老人喰い」紹介 /
詐欺に手を染めた若者たちのリアルに迫るルポタージュ。
控えめに言っても、面白いです。ちなみにこのシーンは、誠実が<出し子>をしているシーン。#出し子とは#振り込め詐欺で直接現金を受け取る役#バイト感覚で引き受けると#取り返しのつかないことに#スカム pic.twitter.com/4eNnxdAC7t
— 【公式】「スカム」MBS/TBSドラマイズム6.30スタート (@scam_0630) June 13, 2019
ドラマ『スカム』の原作は、ルポライター・鈴木大介さんの『老人喰い』です。
厳密にいうと「原作」ではなく、「原案」となっています。
「原作」の場合は原作者の意向のまま作られた作品で、
「原案」の場合は原作者のアイディアを元に手を加えたものという意味で表記されることが
よくあるそうです。
原作の意向と監督の意向がずれてくる場合にも「原案」と表記されることがあるそうです。
今回の場合もそうだったのかはわかりませんが、
監督は『スカム』について「この物語は仕事の話。つまり、生きるために取る手段は何か?」
ということをテーマとしてあげています。
ちなみにタイトルの『スカム』は「詐欺」「人間のクズ」という意味だそうです。
登場人物など大筋の流れは原案の『老人喰い』と大きく違わないものの、
原作者である鈴木大介さんとは焦点が違うのかもしれませんね。
そういう意味では、『老人喰い』を読んだことがある方にとっても
新しい視点で楽しめるドラマではないでしょうか♪
ドラマ『スカム』の脚本・演出は?
脚本:継田淳さん(『全員死刑』『にくいあなた』など)
演出:小林勇貴さん(『孤高の遠吠』『ヘドローバ』など)
お二方とも、映画『全員死刑』を手がけています。
特に演出を手がける小林勇貴さんは、『孤高の遠吠』で本物の不良少年たちを出演させ、
数々の国際映画祭にも出品をしたりと、新進気鋭の映画監督です。
ドラマ『スカム』でもどんな演出を入れ込んでいくのか
その世界観がとても楽しみですね!
ドラマ『スカム』の最終回をネタバレ結末予想
\ 追い詰められる草野誠実 / #第2弾#いよいよやばそう#顔がもう必死#というか#公式ってこんなんでいいのか?#合ってる?#スカム pic.twitter.com/MQK5CWzrwn
— 【公式】「スカム」MBS/TBSドラマイズム6.30スタート (@scam_0630) June 7, 2019
最後には詐欺グループのリーダー格にまで上り詰める主人公の誠実。
ドラマ『スカム』の原案となる『老人喰い』は2015年に出版されていますが、
2019年の現在に映像化されるということは、若者が詐欺グループに加担してしまう
という構造自体が改善されていないということでしょう。
『老人喰い』はあくまでも原案なので、最終回の展開は異なるかもしれませんね。
ドラマでは、「進化しながらも続いてきた現在のオレオレ詐欺の実態」と
「現在の若者たちが置かれている環境の問題点」に焦点を当てストーリーが展開していくかもしれません。
『老人喰い』の中でも言及されていますが、
「貯金ゼロの人間を騙して無価値なものを売る」のは最悪の犯罪。
でも「貯金2000万円の人間を騙して200万円を奪う」は
生死に関わることではないから罪悪感を感じない、と表現されている通り、
そう若者に考えさせてしまうような現代社会に問題があるのでしょう。
ただ「詐欺に気をつけよう」と注意喚起するだけの内容で終わらないことは確かだと思います。
まとめ
杉野遥亮さん主演のドラマ『スカム』について、
キャストやネタバレあらすじ、原作(原案)の紹介、最終回結末を予想してみましたがいかがでしたか?
今人気の若手俳優から個性的な俳優、大御所俳優まで
深夜枠とは思えない豪華キャストで作られた作品であることがわかりますね!
あらすじは現代社会の問題の一つとも言える「詐欺」という重いテーマではありますが、
自分自身への注意喚起と、なぜ詐欺を行ってしまうのかという疑問を考える
よいきっかけとなるドラマでしょう♪
原作ではなく原案なので完全なるネタバレにはならないかもしれませんが、
今回の記事で最終回の結末を予想しながらドラマ『スカム』を楽しんでいただければと思います♪
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